抗火石(こうかせき)の特長

 

軽量で保温性・耐火性・防音性・加工性に優れた建材

火山のマグマが急冷されて出来た軽量石材・抗火石。火に強くフッ酸以外の酸には不溶の硅酸分を主成分とするため、古くから断熱材や耐酸材料として工業用途に使われてきました。一方で軽量で耐火性から不燃建材として、優れた加工性を活かし一般建築建材に広く使用され、ご好評を得ております。

 多くの火山帯で抗火石に似た軽量な火山岩はよく見られます。しかし小粒なものが主なことが多く、建材を削り出せるほどの大きな石を大量に採掘できる抗火石は、世界的にも稀といえるでしょう。また、軽くて加工の容易な石材は日本国内にも多々種類がありますが、そのほとんどは凝灰岩である為に風化に弱いという欠点があります。火山岩である抗火石は削るなどの物理的な力を加えない限り、経年による風化はほぼ発生しません。

 

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